岩手
2024年04月14日
水沢マイル巧者のヴァケーション「赤松杯」(水沢競馬)
14日(日)の水沢競馬メイン第12レースは「第49回赤松杯」(水沢競馬場1600メートル)。この一戦から古馬オープン戦線が本格的に始まります。
◎7 ヴァケーション(牡7、畠山信一厩舎)は赤松杯2年連続2着。一昨年はシアンモア記念、昨年は一條記念みちのく大賞典を優勝しました。昨年の桐花賞3着後、例年どおり茨城県の牧場で休養して赤松杯から始動します。休み明けは2着3回、3着2回。勝ち星がないのが若干気になりますが、久々を苦にしないタイプ。加えて水沢1600メートル戦は連対パーフェクト。軸に打ってつけです。
○6 グランコージー(牡7、千葉幸喜厩舎)は昨年11月、南関東から3度目の里帰り。初戦の盛岡マイルをアッサリ逃げ切って0秒8差で圧勝。トウケイニセイ記念で2番人気に支持されましたが、3コーナーでもたついて9着。続く水沢1400メートル戦でも2着に終わり、水沢へ転厩。初戦をアッサリ逃げ切り、好発進を決めました。ひと叩きされて気配はさらにアップ。強気に攻めて2連勝を狙います。
▲5 ノーブルサターン(牡10、板垣吉則厩舎)は昨年、重賞4勝して岩手年度代表馬の座を射止めました。ネックは休み明け(2カ月以上)は16戦1勝、3着1回の成績。大型馬で久々は本来の動きを取り戻せない印象です。とはいえ、総合力上位は誰もが認めるところ。
△3 フレイムウィングス(セン7、酒井仁厩舎)は転入後未勝利ですが、条件を問わず上位を確保。
△1 スズカゴウケツ(牡7、千葉幸喜厩舎)は川崎2戦を使って再転入。臨戦態勢は万全です。
△8 グローリーグローリ(牡9、菅原勲厩舎)は昨年の覇者。ひと叩きされて上昇確実。
(文/松尾康司)