笠松
2024年04月26日
昇級でも主役はシホノインプルソ「芝桜特別」(笠松競馬)
4月26日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「芝桜特別」(B級1・2組、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち負けレベルの馬がそろった上、A級候補たちがズラリとスタンバイ。見逃せない激しいV争いだが、主役は◎6 シホノインプルソ(牡4、笹野博司厩舎)。転入戦を豪快パフォーマンスで仕留め強烈アピールした。3カ月ぶりの実戦で手探り面もあったが、強いの一語! 好位で流れに乗って追走し、3コーナー過ぎに先頭に立って直線入口でゴーサインが出るや即座に反応。2段加速し、追われるたびにぐんぐん差を広げ、2着馬を難なく2秒4の大差ちぎった。最終追い切りは前走時より軽めのメニューになったが、コースや環境慣れなど多くの上積み材料が見込める移籍2戦目。昇級戦で強敵や好調ライバルぞろいのB級1・2組にいきなり編入されたが、中央ダートで2、3着入着があるように力の裏付けがある。不安よりも期待感の方が高まるばかりだ。
実績上位の存在は○9 ニホンピロポート(牝5、川嶋弘吉厩舎)。前走は早々に失速し6着に終わったがA級2組特別だった。昨年11月には同距離のB級1組特別を3馬身差で快勝し、その後もA級戦を2連勝した力の持ち主。ひと息入った臨戦だが降級戦で、流れに乗ってレースを運べば逆転も。
クラスの安定勢力▲3 ミカヅキ(牝4、後藤佑耶厩舎)は馬券に欠かせない1頭。脚質に自在性があってレースがうまく、当然好勝負だ。
△2 ハーイ(牝7、笹野博司厩舎)は前走1組はマイル戦で5着に留まったが、得意の1400メートルに変わって粘り込みに警戒が必要。
(文/中部地方競馬記者クラブ)