兵庫
2024年04月30日
ゴールドマイヤーの一変期待「食べようひょうごの畜産物賞」(園田競馬)
30日(火)の園田競馬第10レースに「食べようひょうごの畜産物賞」(C1一、園田競馬場1230メートル)が行われる。
◎10 ゴールドマイヤー(牡6、中塚猛厩舎)は5カ月ぶりの前走では後方から見せ場なく7着に敗れたが、まだ仕上がり途上だったうえに折り合いも欠いており、度外視できる内容だった。今回は昨年8月にB2を勝利したときに騎乗していた田野豊三騎手が騎乗しており、中団あたりから運ぶことができれば差し切れる。
○11 エイシンエラン(牡4、飯田良弘厩舎)は前走の勝ち馬が兵庫で無敗の5連勝を達成したフラフが相手で分が悪かった。前走は最後まで集中できなかった点をふまえても今回の距離短縮はプラスに出るだろう。大外枠に入った点で少し評価を下げたが、総合的な能力はこの馬がリードしている。
▲9 ナリタシン(牡4、坂本和也厩舎)は2走前に1230メートルへ距離を短縮してから連勝中。今回は前走から1キロ増となる57キロを初めて背負っており、これまでのように楽にハナには行けないだろうが、調子の良さでどこまでカバーできるか。
☆5 ルルネージュ(牝5、長倉功厩舎)はルーキーの新庄海誠騎手と引き続きコンビを組む。前走は序盤から少し飛ばしすぎた印象だが、今回は叩き2走目で息遣いも変わってくるだろう。この馬のスピードをうまく引き出したい。
△2 グランドジュビリー(牡7、高馬元紘厩舎)は鉄砲駆けするタイプではないが、絶好の内枠を引いた点は大きい。末脚を警戒したい。
△3 スエヒロヴァン(牝6、黒田隆男厩舎)も休み明けになるが、仕上がりはまずまず。後方に構えるタイプだが、1230メートルでは3戦して1度も掲示板を外しておらず、堅実に末脚を伸ばしている。久々でも侮れない。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)