レース展望・予想

笠松

2024年04月30日

良化うかがえるキスリングを狙う「ヒロインカップ」(笠松競馬)

4月30日(火)の笠松競馬メイン第11レースは「ヒロインカップ」(3歳1組(a)牝馬、笠松競馬場1400メートル)。

6月重賞・クイーンカップのトライアルに、地元笠松勢の好素材がスタンバイ。上位馬の評価差わずかで激戦ムードだが、実績上位の◎7 キスリング(田口輝彦厩舎)からの狙いがベター。今春復帰後、9→7→3着と使われるたびに確実に良化。前走の1組特別では中団からしぶとく脚を伸ばし続けて3着に食い込んでみせた。休養前の昨秋には1組特別をぶっ千切りV、さらにネクストスター笠松では銀メダル獲得。メンバー一番の実績馬は誰もが認めるところ。自己ベストを更新した前走の走破タイム1分28秒8(1400メートル)から、持ち時計比較でもアドバンテージがあり、コレと言った強敵不在の限定勢の1組特別参戦。復帰後初勝利の好機到来だ。

○9 エイシンコーネリア(笹野博司厩舎)はひと叩きされた上積みが大きい。休養前にはネクストスター笠松、ラブミーチャン記念でともに5着と入着をキープした地力派。前走はラストで失速したが、持ち前の先行力で見せ場を作っていた。中間は調教、追い切りを強化し、粘りアップも期待できる。マイペースの駆けに持ち込めば押し切りも狙える。

転入後、3戦オール連対を誇る▲11 サクラヒメ(森山英雄厩舎)が打倒二強をうかがう。まだ底を見せていない魅力が大きいうえ、順調にレースを使われて結果を残す点も見逃せない。二強撃破成功でさらにアピールしたい。

穴は△3 キテヤイヨジ(後藤佑耶厩舎)。強さとモロさが同居するタイプも前走は強敵ぞろいの中央条件交流戦で1秒1差5着好走。一発を秘める。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
7⇔3・9・10・11(8点)

3連単(フォーメーション)
7→3・9・10・11→3・9・10・11
3・9・10・11→7→3・9・10・11(24点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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