兵庫
2024年05月30日
吉村騎乗ブリッツェンシチーが中心「ジョッキーズチャンピオンシップ第2戦」(園田競馬)
30日(木)の園田競馬メイン第11レースに2024地方競馬「ジョッキーズチャンピオンシップ第2戦」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎9 ブリッツェンシチー(セン8、兵庫・吉村智洋騎手)は転入初戦で2着だったが、勝ち馬はB2でトップクラスのスピードを誇るフクノユリディズで、自身も3着以下は8馬身以上離しており、相手が悪かったとしか言いようがない。今回は前走騎乗した吉村智洋騎手を引き当てており、運も味方している。転入2戦目の上積みもあり、今回はきっちり決めるだろう。
○8 カレーパン(牡4、大井・矢野貴之騎手)は折り合いの難しい馬だが末脚は確実に使っており、大きく崩れることはない。地方の腕利きが集うレースには打ってつけだろう。今回騎乗する大井の矢野貴之騎手は吉村智洋騎手と同期で、本命馬に対してライバル心もあるだろう。叩き合いに持ち込みたい。
▲2 リュウノブレイク(セン5、高知・赤岡修次騎手)は転入初戦で2着に好走したが、その後は鼻出血のために間隔が空いて、今回が5カ月半ぶりの復帰戦になる。能力検査では太め感なく軽快な動きを見せており、久々でも問題なさそうだ。高知の赤岡修次騎手とのコンビで末脚勝負に懸ける。
☆5 ベラジオウマムスコ(牡4、笠松・渡邊竜也騎手)は以前より自在性が出てきて、どのような流れにも対応できるようになってきた。兵庫では意外性のある騎乗を見せる渡邊竜也騎手との初コンビも楽しみだ。
△3 マイネルアラウダ(牡4、川崎・山崎誠士騎手)は1400メートルになると少しスピード不足の感もあるが、今回は確たる逃げ馬が不在で速い流れになることは考えづらく、ペースに対応できそうだ。
△10 ワンダーアマルフィ(牡7、佐賀・山田義貴騎手)の前走は少し仕掛けが遅れた分で掲示板外に敗れたが、今回は佐賀の新星、山田義貴騎手を背にどのように追い込んでくるのか注目したい。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)