兵庫
2024年05月08日
サクラトップクロスが2走前の再現狙う「第27回大日本プロレスカップ」(園田競馬)
8日(水)の園田競馬メイン第11レースに「第27回大日本プロレスカップ」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎1 サクラトップクロス(牡6、雑賀伸一郎厩舎)の前走は重賞2勝馬エコロクラージュが序盤から積極的に逃げたことで追走に脚を使わされて、5頭立てながらしんがり負けを喫した。今回は少頭数で手薄なメンバー構成になり、2走前のようにスローペースに落として逃げることができる。巻き返しを期待したい。
○7 タイキザモーメント(牡7、松平幸秀厩舎)の前走は57キロを背負っていたが、内から鋭く伸びて2着争いを制した。ポイントによりB1へ昇級したが、昨年の秋にはB1B2混合で2着に入った実績があり、強力な馬が不在の今回は勝ち負けになりそうだ。前走は少しレース間隔が空いたが、今回は中2週で馬体も絞れてくるだろう。
▲5 メイストーム(牡6、保利良平厩舎)は浦和からの転入初戦。このレースは他地区から転入初戦を迎える馬が3頭いるが、3走前に後方から差し切って勝利したこの馬が最も地力上位だろう。テンから動ける脚はないが、加速がついてからの伸びは抜群。右回りでも苦にしなさそうだ。
☆3 タオロマイ(牡4、盛本信春厩舎)は昨年の秋に古馬に編入されてから9戦連続で掲示板を確保している。B1に昇級してからは少しスピード不足の感があるが、立ち回り自在で相手なりに走れている。今回はスローペース必至で時計がかかれば勝ち目が見えてくる。
△2 ハヤブサウィッシュ(牡5、田村彰啓厩舎)は川崎からの転入初戦。少し気難しい面があって南関東でも結果が振るわなかったが、うまく折り合いをつけることができれば一発があるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)