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コーリンバニラの4連勝に期待「細魚特別」（名古屋競馬）

5月2日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「細魚特別」（A級3組、名古屋競馬場1700メートル）。

上位馬の評価差わずかで激戦Vバトル。リフレッシュ休養効果で地力アップした◎2 コーリンバニラ（牝7、角田輝也厩舎）から狙いたい。前走は半年ぶりの実戦復帰で、しかも粒ぞろいの準重賞・あすなろ杯参戦だったが、華麗に逃げ切って完勝。マイペースの駆けに持ち込んだ岡部誠騎手の巧騎乗も見逃せないが、実績イマイチの1700メートル戦を逃げ切った点は大きな強調材料。休養効果でセールスポイントの先行力に粘りが一段と増した印象だ。A級への再昇級戦だが、休養前にA級戦を2連勝し、力で引けは取らない。先行ライバルは多いが、逃げにこだわる同タイプ不在で、ここも先制可能なメンバー。4連勝に視界が広がる。

クラス実績で上回る○8 ハングリーゴースト（セン4、藤ケ崎一人厩舎）も高い評価が当然欠かせない。A級昇級後、4戦3連対で掲示板外に終わったのはオープン特別の1戦だけ。自己条件では決まって鋭い差し脚を発揮して勝ち負けしてみせる。距離1700メートル戦も5戦3勝、2、3着各1回と好相性。互角のV争いが期待できそうだ。

能力上位の存在は▲6 ペップセ（牝4、今津勝之厩舎）。およそ半年ぶりの復帰戦だが、3歳時にクイーンカップ、岐阜金賞と重賞を連勝した飛び切りの好素材。仕上がり途上面は否めないが、潜在能力の高さから軽視は禁物。

穴は△7 ウインフェーデ（牡6、今津博之厩舎）。再転入当初は失速が続いたが、ここにきて2連勝と再び軌道に乗り、キレが復活してきた。