ばんえい
2024年05月05日
最強牝馬サクラヒメが主役「カーネーションカップ」(ばんえい帯広競馬)
5月5日(祝・日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第17回カーネーションカップ」(3歳以上牝馬)が行われます。
別定戦で最軽量が660キロのホクセイサクランボなど5頭、670キロがアローリキヒメ(牝5、小林長吉厩舎)など3頭、680キロがダイヤカツヒメ、トップハンデが690キロのサクラヒメで、最大重量差は30キロありますが、上位2頭の力上位は明白で一騎打ち模様です。
◎8 サクラヒメ(牝6、今井茂雅厩舎)690キロを本命に推します。昨シーズンは12戦して6勝、2着3回、3着1回、着外2回の成績で終了しています。シーズン後半のドリームエイジカップではメジロゴーリキに7秒9差、準重賞・レディースカップでもミソギホマレに10秒5の大差をつけて圧勝、軽量の地吹雪賞でもブラックサファイアを1秒3差押さえて優勝しています。5連勝して挑んだ1月のヒロインズカップでは、ライバルのダイヤカツヒメに18秒3の大差をつけられて負けています。当時は40キロのハンデがありましたが、今回は10キロ差で巻き返しは可能です。
○1 ダイヤカツヒメ(牝5、久田守厩舎)680キロが対抗です。昨シーズンは15戦して2勝ですが、そのうちの1勝であるカーネーションカップではサクラヒメに20秒3差を付けており、今回は2連覇が掛かった一戦となります。障害には定評のある馬だけに、サクラヒメの前々で競馬をしたいところです。
▲3 スイ(牝5、服部義幸厩舎)670キロが3番手です。昨シーズン8勝を挙げています。シーズン終盤は5戦して4勝、2着1回と好調で、今回の一騎打ちを崩すのはこの馬で正念場となります。
(文/小寺雄司)