ばんえい
2024年05月13日
黒ユリ賞馬スマイルカナが中心「とかち皐月賞」(ばんえい帯広競馬)
5月13日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「とかち皐月賞」(3歳オープン)が行われます。
各馬格付が異なるため比較が難しく、明け3歳重賞・イレネー記念が参考となります。1着ライジンサンは不在ですが、2着スマイルカナ、3着ウルトラコタロウ、4着フレイムファースト(牡、金田勇厩舎)、5着ショータイムなど9頭おり、ほぼ再戦といえます。イレネー記念は定量でしたが、今回はクラス別定重量。最軽量が600キロのスマイルカナ、グランドスターダムなど4頭、610キロがウルトラコタロウ(牡、槻舘重人厩舎)、ショータイムなど5頭、トップハンデ620キロがミチシオで、最大20キロ差は微妙です。
◎8 スマイルカナ(牝、鈴木邦哉厩舎)600キロを本命に推します。イレネー記念は牡馬相手でライジンサンの3秒0差の2着と健闘。今季はB2級からのスタートとなり、初戦の水晶特別でコマサンタカラの14秒1差の6着、2戦目の4組はヒメトラマジックの3秒7差の3着と着差を詰めています。2歳時には7勝を挙げた黒ユリ賞馬で、600キロは恵まれています。
○3 ミチシオ(牡、槻舘重人厩舎)620キロが対抗です。イレネー記念は2番人気に支持されましたが、27秒9差の8着と敗れています。2歳シーズンはデビュー2戦目からの3連勝を含む8勝を挙げていますが、重賞は4度挑戦して勝ち星はありません。今季はB2級スタートで前走は3組でウチュウジンの3着と健闘しています。
▲9 ショータイム(牡、大河原和雄厩舎)610キロが3番手です。イレネー記念は4秒5差の5着。昨季は格下感が否めませんでしたが、今季初戦からB4級で2連勝と力をつけた1頭です。
(文/小寺雄司)