岩手
2024年05月19日
初の盛岡克服なるかレッドオパール「イーハトーブマイル」(盛岡競馬)
19日(日)の盛岡競馬メイン第11レースは3歳重賞「第12回イーハトーブマイル」(盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎5 レッドオパール(牝、菅原勲厩舎)は北海道1勝から転入後、3連勝をマーク。重賞・寒菊賞を完勝し、今季初戦の準重賞・奥州弥生賞も快勝。牝馬路線に駒を進め、あやめ賞は伸びを欠いて3着でしたが、地方全国交流・留守杯日高賞3着。これで今後のメドが立ちました。今回は初輸送に加え、初の左回り盛岡など不安要素はありますが、絶対能力を信じる手。重賞2勝目に王手をかけました。
○3 サクラトップキッド(牡、伊藤和忍厩舎)はダイヤモンドカップ6着。フジユージーンは別格として遠征馬に先着を許しましたが、今回はメンバーが大幅に緩和。デビューから2戦で見せた盛岡のパフォーマンスがすばらしく、盛岡マイルも南部駒賞で経験済み。逆転首位を狙います。
▲12 サンエイキャノン(牡、佐藤浩一厩舎)はダイヤモンドカップ8着。久々の盛岡戦で入れ込みが激しかったのも敗因に考えられます。前々走のスプリングカップでは2着サクラトップキッドにアタマ差3着。巻き返し必至とみるべきでしょう。
△7 リトルカリッジ(牝、菅原右吉厩舎)は今季始動が遅れ、まだ本調子を取り戻していない印象ですが、今回は休み明け3戦目。金杯優勝の地力に期待したいところです。
△9 ミヤギシリウス(牝、畠山信一厩舎)は牝馬重賞・あやめ賞を快勝。相手なりに駆ける堅実さが身上です。
△11 セイバイラック(牝、板垣吉則厩舎)は足踏みが続きますが、1勝は盛岡1600メートル戦。コース替わりに活路。
(文/松尾康司)