兵庫
2024年05月23日
末脚堅実ベファーナが中心「由良川特別」(園田競馬)
23日(木)の園田競馬メイン第11レースにJRA交流「由良川特別」(JRA1勝クラス・地元馬920ポイント以下、園田競馬場1870メートル)が行われる。
◎3 ベファーナ(牝4、JRA・松下武士厩舎)は昨年の9月に今回と同じ1870メートルのJRA条件交流に出走して2着。前が止まらずに差し届かなかったが、3着以下は5馬身以上離しており地力を示した。折り合いの心配がなく長い距離は打ってつけで、軸として信頼度が高い。
○7 レジュークレール(牝4、JRA・青木孝文厩舎)の前走は4キロ減の騎手を起用したが、折り合いを欠いて早めに失速してしまった。近走は振るわないが、地方交流のメンバーなら巻き返せる力がある。主戦の原優介騎手に手が戻って見直したい。
▲8 アナザーエース(牡4、JRA・宮徹厩舎)は今年1月の姫路で行われたJRA条件交流に出走して6着だったが、少しオーバーペースで逃げた分、最後は止まってしまった。今回は走り慣れた中距離で、鞍上の柴田裕一郎騎手も先月のJRA条件交流で2着に来ておりコースを経験済み。上位を狙える1頭だろう。
☆9 ナオミニデレデレヤ(牝5、JRA・畑端省吾厩舎)は3走前に障害戦を使った効果が出たのか、2走前のJRA条件交流でコンマ4秒差の3着に好走した。距離の長短は関係なく、今回も後方からひと脚に懸ける。
△6 リバプールタウン(牡9、保利良平厩舎)は地元の一線級がそろった前走のオープン特別で5着に好走した。JRA条件交流になると多少流れは速くなりそうだが、極端に速くならない限り、粘り込みがありそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)