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ヴァルラーム格負けなし「陽光特別」（盛岡競馬）

27日（月）の盛岡競馬メイン第12レースは「陽光特別」（A級二組、盛岡競馬場ダート1600メートル）。

◎9 ヴァルラーム（牡8、佐々木由則厩舎）は昨年9月、南関東7勝・B1級から転入。格付にも恵まれて9戦5勝、2着1回の好成績を収め、前走もロングスパートを決めました。今回はA級昇格戦ですが、ダートグレードに3度の挑戦経験があり、むしろ格上と言ってもいい存在。2連勝に王手をかけました。

○7 カミノコ（牡9、佐藤祐司厩舎）は中央ダート3勝、南関東A2級を経て岩手入り。一昨年、クラスターカップJpnIIIで5着に善戦しました。激しい気性のため成績が安定しませんが、地力は誰もが認めるところ。自身の体調も1戦ごとにアップしているのも確実ですから、あっさり首位まで。

▲10 サンエイブレーヴ（セン5、菅原勲厩舎）は前走しんがり負けを喫しましたが、前半3ハロン35秒台の超ハイペースで逃げたのが仇。直線で失速しましたが、それ以前は大崩れは少ない成績。前々走・B1戦の強さが際立っており、評価ダウンは危険。自分のペースを守って走れば反撃必至です。

△1 ロワマージュ（セン7、酒井仁厩舎）は昨年9月から10戦連続で連対を確保。抜群の安定感を誇りました。前々走からA級に昇格して3、6着と苦戦を強いられていますが、前走は置かれすぎたのも敗因。うまく流れに乗って巻き返しに転じたいところ。

△11 ミヤコプレジール（セン5、石川栄厩舎）は休み明け2戦目を快勝。盛岡6勝とコース適性も一目置けます。

△8 ベルフラカン（セン7、千葉幸喜厩舎）は逃げ一杯のレースが続きますが、すんなりなら残り目も一考。