レース展望・予想

金沢

2024年05月27日

転入当時のスピード再びマイネルスピカ「兼六園スプリントTR特別」(金沢競馬)

今週の金沢競馬は月、火曜日の2日間開催になります。27日(月)の注目カードは最終第12レースの「兼六園スプリントトライアル特別」(3歳A1組、金沢競馬場1400メートル)です。

今年新設された3歳馬による東海地区との交流重賞・兼六園スプリント(7月7日、金沢1500メートル)へのトライアル戦で、勝ち馬には希望投票優先権が与えられます。

◎7 マイネルスピカ(牡、加藤和宏厩舎)は今季中央未勝利から転入してきていきなり2連勝を飾った快速馬で、金沢3歳重賞一冠目の北日本新聞杯(1700メートル)でも穴人気となりました。結果は好位追走いっぱいの9着と奮わず、前走の3歳A2組(1400メートル)で巻き返しが期待されましたが、最内枠からスタートダッシュがつかず後方からのレースとなり、4コーナー外を回って懸命に追い上げを見せましたが、直線伸び切れず3着止まりでした。今回は2日置きに3本の追い切り時計を出す意欲的な調整を積んでおり、発馬を決めて転入当初のスピードを生かした積極的なレース運びが再現できるなら、あっさり押し切ってしまいそうです。

○3 トルピード(牝、高橋俊之厩舎)は2走前の3歳牝馬重賞・ノトキリシマ賞(1500メートル)で2番人気に推されましたが4着、前走の北日本新聞杯でも6着と入着いっぱいのレースが続いています。しかし2歳新馬戦から3連勝した素質からもっと走れてもいいはず。冬場の休養で440キロ台まで増えた馬体重が再び細化しているのは気になりますが、今回はレース間隔を空けて馬体重の回復に努めており、プラス体重での出走が叶えば、決め手の違いを発揮して直線抜け出してきそうです。

▲6 フィンガーズクロス(牡、金田一昌厩舎)は中央未勝利から転入2戦目で勝ち上がり、その後も3歳A級戦で連続2着と連対をキープしています。追ってバテない強みがあり、前走の3歳A2組(1400メートル)では直線外から伸びてきたマイネルスピカと最後までたたき合って2着と先着しています。抜けた存在がいない今回のメンバー構成で、直線の追い比べ勝負に持ち込むことができれば、競り勝つことは可能です。

△1 ピオニエーレ(牡、金田一昌厩舎)は前走の3歳A3組(1500メートル)で4着に敗れましたが、強敵のナミダノキスと先手争いを繰り広げたことは今後の自信となったはずです。転入当初に比べてもスピードに磨きがかかっており、今回も積極的に運べるなら、1400メートル戦で前残りが図れるかもしれません。

△4 エザグランマ(牝、井樋一也厩舎)は前走の3歳A2組(1400メートル)でゲート出のタイミングが合わず7着に沈みましたが、スムーズに先行できればしぶといスピードが発揮できます。中間には併走追い切りをかけて気合を入れ直されており、発馬さえ決めれば前々で食い下がれそうです。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
7⇔3・6・1・4(8点)

3連単(フォーメーション)
7→3・6・1・4→3・6・1・4
3・6・1・4→7→3・6・1・4(24点)

この買い目で投票

(文/中部地方競馬記者クラブ)

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