名古屋
2024年05月28日
上昇一途ジナの連勝続くか「ふたご座特別」(名古屋競馬)
5月28日(火)の名古屋競馬メイン第12レースは「ふたご座特別」(B級1b組、名古屋競馬場1700メートル)。
上位馬の評価差わずかで激戦ムード。上昇一途の◎11 ジナ(牝4、角田輝也厩舎)の勢いに一番魅力を感じる。今春復帰後、3戦すべて快速先行でライバルたちを完封。軽快に飛ばして絶好の勝ちタイムをマーク。つけた着差も大差、5馬身、そして7馬身と、2着に明確な差をつける圧巻のパフォーマンスを披露。休養した効果でスピードに地力アップに成功したようだ。相手は強化されたB級1組特別だが、勝ちっぷりの豪快さから不安より期待感が上回る。
実績上位は○8 インジェニアス(牡5、竹下直人厩舎)。休養前のA級戦で好勝負していた実力派で、戦歴からポン駆けが利く気性でもある。ここ2週続けて好追い切りを消化し、いきなり動ける態勢にあるムード。勝ち負けに欠かせない1頭だ。
距離実績魅力は▲2 ビッグボスマサムネ(セン4、角田輝也厩舎)。勝ち星2勝はともに1700メートル戦。当地1700メートル戦で3戦2勝と好相性を誇る。ただともに外枠で挙げたもの。内枠スタートからスムーズにレースを運べるかがポイントになりそうだ。
一方、外枠スタートを歓迎は△12 ゼントユウイ(牡5、塚田隆男厩舎)。あとひと伸び足りず、近2走はともに2着に留まるが、流れに乗りやすい大外12番からのスタート。直線で持ち前の末脚が生きてくる。
(文/中部地方競馬記者クラブ)