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昇級2走目のロードオブシャドウ条件有利「青葉特別」（名古屋競馬）

6月14日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「青葉特別」（A級5組、名古屋競馬場1700メートル）。

混戦模様だが、◎8 ロードオブシャドウ（牡5、坂口義幸厩舎）は前進が必至。前走がA級への昇級初戦で0秒6差3着。ただ内枠スタートから外へ進路を切り替えるロス、勝負どころの4コーナーで前が詰まる不利もあった中での善戦でもあった。タラレバだが、スムーズな競馬ならもっと際どい勝負になっていたと分析できた。持ち前のしぶとい末脚は、200メートル延長する距離1700メートルの方がむしろ戦いやすい。流れに乗りやすく、ライバルの出方をうかがいやすい外枠スタートもプラス要因。勝ち負け必至だ。

そのロードオブシャドウに前走、先着を果たした○1 テイエムオードリー（牝5、竹之下昭憲厩舎）は勝ち負けに欠かせない。ベテラン丹羽克輝騎手の好騎乗も見逃せない1馬身半差2着だったが、クラス慣れを示した好走でもあった。中央戦歴から1700メートルへの距離延長も望むところだ。

▲12 ビッグベッター（牡5、井手上慎一厩舎）、△6 ミストラルウインド（牡7、今津博之厩舎）は巻き返しをうかがう。

ビッグベッターは前走、ハイペースの流れの中、もまれる競馬で力を出し切れずに終わった印象。一方、ミストラルウインドは最内1枠スタートが大きくマイナスに作用したレースだった。注文はつくがともに好走パターンに持ち込めば、反撃が期待できる。