兵庫
2024年06月14日
ホテルカリホルニアが突き抜ける「水無月特別」(園田競馬)
14日(金)の園田競馬メイン第11レースに「水無月特別」(A2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎9 ホテルカリホルニア(牡7、柏原誠路厩舎)の前走は逃げが予想されたエコロクラージュが出遅れたことで単騎逃げに持ち込めたが、同馬がうまくリカバリーできたことで最後は差し切りを許した。今回も他に何が何でも逃げたい馬が見当たらず、ゲートの出方次第では逃げも考えられるが、好位でじっくり構える従来通りの競馬に戻すだろう。中6週だった前回に比べて今回は中3週で息遣いも良化している。
○8 グランドルチル(牡5、諏訪貴正厩舎)は前走で先着されたホテルカリホルニアとの再戦になり分が悪いが、末脚は堅実無比。好不調の波が少なく、今回も大崩れは考えにくい。
▲4 ビナホイアン(牡5、中塚猛厩舎)の前走は先行集団から大きく離されて最後方を追走したが、追い上げ届かず5着だった。今回は1400メートル戦になるが、先行馬が手薄で落ち着いたペースになれば中団あたりから運べそうだ。
☆5 ミステリオーソ(牡7、長南和宏厩舎)は休養前にレースが案外だったが、リフレッシュ休養を挟んで立て直してきた。能力検査での走りは首が高く、まだ本来の調子ではなさそうだったが、A2に降級したことで相手関係は楽になった。地力でどこまでカバーできるか。
△1 ブルレスカ(牝6、松浦聡志厩舎)の前走は4コーナーで進路が狭くなりブレーキを踏む不利があったが、スムーズにさばけていれば入着はあったか。再び内枠に入ったが、A2単独なら上位争いに絡めるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)