名古屋
2024年06月26日
叩き3走目マスクトライが決める「植田特別」(名古屋競馬)
6月26日(水)の名古屋競馬メイン第11レースは「植田特別」(A級5組、名古屋競馬場1500メートル)。
復帰3走目で◎2 マスクトライ(セン6、今津博之厩舎)が今回こそ勝ち切りたい。今春復帰後の2走が4、2着。勝ち馬からコンマ6秒差、コンマ2秒差とともに好勝負してみせるが勝利は飾れていない。休養前にすでにA級戦で2勝し、オープンでも連対キャリア(23年8月)を持つ実績派からすればA級6組での連続取りこぼしはいただけない。ただ復帰戦では余裕のある馬体、前走は勝ち馬が中央実績ある実力派もあり、仕方がない面があった。復帰後順調に使われ、調教、追い切り気配もアップしている。久々の勝利へ、待ったなしだ。
ただ相手も結構骨っぽい。モロさが同居するが、直線勝負に持ち込みたいのが○1 ロードオブシャドウ(牡5、坂口義幸厩舎)。昇級初戦でいきなりA級にメドを立てたが、前走は1番人気に推されながら見せ場少なく9着に終わった。プラス6キロの馬体重が不発の要因だったか。さばきにくい1枠スタートも改めて期待したいところだ。
好調モード持続中は▲5 ケンドチョウライ(牝4、坂口義幸厩舎)。B級戦ながら近2走、粒ぞろいメンバーの2組特別でシャープな差し脚を連続披露している。
一方、先行勢のペースなら△7 ビッグベッター(牡5、井手上慎一厩舎)に出番が到来。前走から200メートルの距離短縮でセールスポイントの先行力が最大限生きてくる。マイペースの逃げに持ち込めば押し切りも狙える。
(文/中部地方競馬記者クラブ)