兵庫
2024年06月26日
マンテーニャが今度こそ差し切る「DASH福山駅前開設11周年記念」(園田競馬)
26日(水)の園田競馬メイン第11レースに「DASH福山駅前開設11周年記念」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎8 マンテーニャ(牡6、柏原誠路厩舎)は3カ月半ぶりの前走では内を立ち回って直線の追い比べに持ち込んだが、4頭の競り合いの末に3着に敗れた。4コーナーで前が詰まって仕掛けるタイミングが遅れてしまったことが響いたが、序盤で少し折り合いを欠いたシーンを見ても休み明けの影響が感じられた。今回は叩き2走目で、外枠なら末脚を発揮できる。
○2 アントラシート(牡5、保利良平厩舎)は依然として出遅れ癖が解消されないが、前走は少頭数で前残りの展開になり、流れが味方しなかった。今回は強力な先行馬が不在で、決め手勝負になれば逆転を狙える。
▲6 レスプレンドール(牝4、稻田彰宏厩舎)の前走はマンテーニャからクビ差の4着。前々で運んでしぶとさを生かす得意の形に持ち込んで僅差の勝負になった。今回は前走よりも先行馬が手薄で、自分のペースで運ぶことができそうだ。一発を警戒したい。
☆11 フランコルシャン(牡4、橋本忠明厩舎)はエンジンの掛かりが遅く、距離は中距離がベストかもしれないが、転入初戦の前走では上位と遜色のない末脚を見せて5着に好走した。2走目で前進あるのみだろう。
△1 スピリトーゾ(牡5、松平幸秀厩舎)は一時期の不振を脱して、前走は転入当初に好走していたときと同じく先行策で3着に入った。今回もある程度の位置を取りに来るだろう。
△4 ウォータージオード(牡5、長南和宏厩舎)はレスプレンドールよりもテンが速く逃げに持ち込める。近走はなかなか振るわないが、この相手なら入着を狙えそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)