兵庫
2024年06月20日
ヒメツルイチモンジが今度こそOP初勝利を狙う「夏至特別」(園田競馬)
20日(木)の園田競馬メイン第11レースに「夏至特別」(A1A2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎2 ヒメツルイチモンジ(牝4、新子雅司厩舎)はA1昇級戦の前走でアタマ差の2着に好走したが、向正面では下がってきた馬のあおりを受けて位置が下がってしまい、さらに勝負どころの4コーナーから直線に入ったところでは内で詰まってさばききれなかった。今回は内枠に入ってラチ沿いをロスなく立ち回る競馬をしてくるだろうが、このメンバーなら縦長の展開になりそうで、前走のように詰まることはなさそうだ。オープン初勝利を決める。
○9 ディアタイザン(牡7、碇清次郎厩舎)は昨年末に戦列復帰してから6戦連続で5着以内。出脚はまったく衰えておらず、兵庫大賞典で5着、前走は不利な1枠から逃げ粘ってコンマ3秒差の4着と内容も上々だ。今回は絶好の外枠に入っており、1年ぶりの勝利を狙えるところまできている。
▲7 テーオーターナー(セン6、盛本信春厩舎)は前走の勝ちっぷりが鮮やかだったが、今回は最も重い57キロを背負っており条件は楽ではない。それでも地元戦なら決め手を信頼できる。
☆8 タガノウィリアム(牡7、新子雅司厩舎)の前走は笠松の飛山濃水杯で4着だったが、速い流れの中で踏ん張った点は評価できる。ディアタイザンと同様に外枠から先行できれば相当しぶとい。
△5 ナムラタタ(牡5、玉垣光章厩舎)は六甲盃では好位を取れずに見せ場がなかったが、中距離の一線級が相手ではさすがに分が悪かったか。中1週でも調子は変わらず、今回は吉村誠之助騎手が騎乗して3キロ減の恩恵もある。一発があるならこの馬か。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)