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距離延長でタイセイドリーマー反撃「カンナオープン」（笠松競馬）

6月7日（金）の笠松競馬メイン第11レースは「カンナオープン」（A級1組、笠松競馬場1800メートル）。

順調に使われているアドバンテージも魅力の◎3 タイセイドリーマー（牡6、後藤佑耶厩舎）にA級1組初勝利の好機だ。前走は6着に留まったが、ハイレベルメンバーの地方全国交流重賞・オグリキャップ記念（1400メートル）参戦。しかも走破時計は自己ベストを大幅に更新し、0秒7差まで追い上げた走りは見どころ、内容とも十分と言えた。芝ながら中央2勝クラスで馬券貢献した2走はともに2000メートル。セールスポイントの差し脚はスピード負けしやすい短距離よりも中距離以上に本質的に合う。重賞級不在の手薄なA級1組特別で、中間気配も大きく変わっていない。連軸に一番ふさわしい。

○2 ツミキヒトツ（牡4、笹野博司厩舎）もゆったり流れる中距離以上で持ち味が出るタイプ。23年東海ダービーでの2着に、前走のA級1組2着も中距離で、持ち前のしぶとさを発揮したもの。復帰戦だった3月の重賞・マーチカップでの0秒6差4着も1900メートル。勝ち負けに欠かせない。

実績上位は▲8 ウインハピネス（牡9）、△1 ストームドッグ（セン7）の両タイトルホルダーを出走させてきた森山英雄厩舎勢。ただウインハピネスは9歳を迎え、暮れの東海ゴールドカップ6着に、前走のA級1組でも見せ場少ない5着と力に陰りが出てきたムードも。一方、ストームドッグはひと息入った4カ月半ぶりの復帰初戦。ともに軽視は禁物だが単穴評価までが妥当だろう。