兵庫
2024年06月07日
重賞級の素質秘めるゴールドボンドが中心「初夏特別」(園田競馬)
7日(金)の園田競馬メイン第11レースに「初夏特別」(B1B2、園田競馬場820メートル)が行われる。
◎2 ゴールドボンド(牡4、保利良平厩舎)は来週13日に行われる園田FCスプリントの前哨戦となった前走で、昨年の園田FCスプリントの勝ち馬メイプルシスターと遜色のない出脚を見せて4着に好走した。園田FCスプリントは除外濃厚で自己条件に回ってきたが、内枠からすんなりハナに行ければ逃げ切りが濃厚だ。
○8 ヘイスト(牡4、森澤友貴厩舎)は発馬が安定してきたことにともない、成績も安定してきた。2戦続けて敗れているシリアスヒッターとの再戦になるが、今回は2キロこちらの方が軽く、条件は有利。あとは逃げるゴールドボンドにどこまで迫れるか。
▲12 シリアスヒッター(牡5、田中範雄厩舎)の前走は58キロを背負ってハナを切り、ヘイストなど後続の追い上げをしのいで完勝しており、好調そのもの。今回は57キロに減るが、大外枠でどのように立ち回るかが鍵になる。
☆4 ルールメイプル(牝4、田村彰啓厩舎)はA級に混じるとさすがにスピードの差を痛感させられたが、今回は自己条件ですんなり先行できそう。手の内を知る永井孝典騎手に戻って巻き返したい。
△3 オーブラック(牡5、永島太郎厩舎)は今年1月以来の兵庫復帰戦になる。勝ち鞍はC2までしかないためB2では少し家賃が高いかもしれないが、中央でもテンの速さを生かして先行しており、ワンターンは向いているかもしれない。追い切りの動きも軽快で軽視できない。
△11 カムバルアタ(セン6、尾林幸二厩舎)もテンの速さは上位。外寄りの枠になったが、すんなり行けると見せ場がありそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)