岩手
2024年06月10日
マイルもこなせるゲンパチプライド「初夏特別」(水沢競馬)
10日(月)の水沢競馬メイン第12レースは「初夏特別」(A級一組、水沢競馬場1600メートル)。
◎3 ゲンパチプライド(牡5、畠山信一厩舎)は中央2勝クラスから転入。水沢1400メートル重賞・白嶺賞、栗駒賞でゴールデンヒーラーの2着を確保しました。前走は初の盛岡、初のマイル戦でしたが、さらに力を発揮。好タイムをマークして完勝しました。今回は水沢マイル戦ですが、前走内容からも問題なし。2連勝を飾り、再び重賞戦線へ殴り込みをかけます。
○4 グローリーグローリ(牡9、菅原勲厩舎)は今季3戦目を快勝し、久々の勝利をあげて重賞・あすなろ賞2連覇に挑戦。4着に終わりましたが、3コーナーでゴールドギアにインを突かれて怯んだのも敗因でした。今回は自己条件に戻ってメンバーも緩和。首位奪回に燃えています。
▲2 ステイオンザトップ(牡10、小林俊彦厩舎)は22年、中央3勝クラスから転入。2連勝で伝統の一條記念みちのく大賞典を優勝しました。続く一戦も快勝しましたが、脚部不安が発生して1年休養。昨年8月に復帰し4着でしたが、再び8カ月半休養。前走復帰戦6着を叩かれて変わり身期待。
△10 タイセイアベニール(牡9、佐藤雅彦厩舎)は中央芝5勝、オープンから転入後5、4着。ダートもこなせるムードです。今回はマイルが舞台ですが、脚質からむしろ望むところ。
△1 ゼットセントラル(セン8、菅原右吉厩舎)は入着止まりですが、3戦連続でスローに泣いた印象。巻き返しに転じて不思議なし。
△9 マイネルアストリア(牡7、板垣吉則厩舎)は逃げの手に出てマイペースに持ち込めるか否かがカギ。
(文/松尾康司)