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アオノブラックが主役で通る「北斗賞」（ばんえい帯広競馬）

6月16日（日）のばんえい帯広競馬メイン第11レースに「第32回北斗賞」が行われます。

王者のメムロボブサップが不在で、オープン・大雪賞から1着インビクタ、3着コウテイ、4着ヘッチャラなど5頭、スタリオンカップからは2着キングフェスタ（牡5、小北栄一厩舎）、3着アオノブラック、7着コマサンエース（牡8、金田勇厩舎）の3頭、2開催前のさつき特別6着ヤマカツエースの9頭立てです。重量は9頭全馬770キロ、馬場状態はレース当日が雨の予報で時計勝負の競馬が予想されます。

◎1 アオノブラック（牡8、金田勇厩舎）770キロを本命に推します。スプリングカップ、ばんえい十勝オッズパーク杯、スタリオンカップと3連勝中のメムロボブサップが不在なら、2年前の北斗賞優勝馬アオノブラックが中心。今季は4戦してスプリングカップ、ばんえい十勝オッズパーク杯の2戦はともにメムロボブサップの2着と敗れていますが、勝った相手が強過ぎた印象。今回は重量が全馬770キロなら北斗賞2勝目の期待が掛かります。

○6 インビクタ（牡8、松井浩文厩舎）770キロが対抗です。昨年のばんえい十勝オッズパーク杯を勝つなど例年春競馬で好走するのがインビクタです。今季初戦のスプリングカップではメムロボブサップの4着、ばんえい十勝オッズパーク杯もメムロボブサップの3着。そしてさつき特別ではサクラヒメの2着となかなか勝ち切れませんでしたが、前走の大雪賞はメムロボブサップ、アオノブラックの2頭が不在ではあったものの、サクラヒメを押さえて初勝利を挙げています。

▲9 コウテイ（牡7、槻舘重人厩舎）770キロが3番手です。2度目の挑戦となった1000キロのばんえい記念で5着と健闘したコウテイですが、その重病みもなく今季初戦の青葉特別でマルホンリョウユウに1秒1差を付けて勝利を挙げており、仕上がりは万全です。