岩手
2024年06月16日
ここも通過点かフジユージーン「東北優駿」(水沢競馬)
16日(日)水沢競馬メイン第12レースは、岩手二冠目「第32回東北優駿」(3歳、水沢競馬場2000メートル)。
◎9 フジユージーン(牡、瀬戸幸一厩舎)はデビューから無傷の7連勝中。すべて破格のタイムで圧勝してきました。東日本交流・ダイヤモンドカップを完勝後、東京ダービーJpnIへ出走申し込みしましたが、寝違えのアクシデントが発生して自重。今回は仕切り直しの一戦ですが、東北優駿は単なる通過点。勝利はもちろんのこと、今後につながる内容を期待したいところです。
○6 サクラトップキッド(牡、伊藤和忍厩舎)はデビュー2連勝後、重賞路線へ名乗り。タイトルこそ手にしていませんが、今季初戦のスプリングカップで2着を確保。続くダイヤモンドカップ6着、イーハトーブマイル4着と足踏みが続きましたが、2000メートルへの延長は望むところ。ここなら次位は譲れません。
▲8 レッドオパール(牝、菅原勲厩舎)は昨年11月、北海道1勝から転入。2歳重賞・寒菊賞、今春の準重賞・奥州弥生賞を含めて3連勝をマークしました。牝馬重賞・あやめ賞、留守杯日高賞と連続3着でしたが、イーハトーブマイル完勝で軌道修正。折り合いをつけれれば距離も克服可能。
△2 バウンスライト(牡、伊藤和忍厩舎)は中央未勝利から転入後、あっさり2連勝。イーハトーブマイルでは一気に相手が強化されましたが、3着と善戦しました。前走3着は先行決着では仕方なし。決め手が脅威の的。
△5 ホッコーアドミラル(牡、佐藤雅彦厩舎)は相手なりに駆ける堅実さが身上。
△4 コンバットスプーン(牝、三野宮通厩舎)は重賞を舞台に連続2着。
(文/松尾康司)