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コスモレペティールに期待も激戦「伊佐木特別」（名古屋競馬）

6月17日（月）の名古屋競馬メイン第11レースは「伊佐木特別」（A級3組、名古屋競馬場1700メートル）。

勝ち負けレベルの馬が多く激戦模様だが、転入後、堅実差しを発揮する◎8 コスモレペティール（牝7、瀬戸口悟厩舎）が軸馬にふさわしい。移籍前の南関東B1級では、掲示板止まりの走りで頭打ち状態だったが東海移籍で軌道修正に成功。転入初戦のA級4組特別を好位から鮮やかに差し切り、前走のA級2組特別も好位確保からしっかり末脚を伸ばして連対キープ。インを巧みに突いた勝ち馬に振り切られたが、わずかクビ差で勝ちに等しい好内容。レベル高い南関東で好勝負していた底力のたまものだった。コレと言った抜けた存在不在で、3組にも下がった。引き続きの1700メートルは持ち前のソツのない先行力が生きる距離でもある。連軸に期待だ。

ただ逆転候補は少なくない。転入後のA級戦で3戦2勝、決め脚鋭い○12 エターナルプライド（牝5、竹下太厩舎）は差はわずか。不利な大外枠も前々の競馬で流れに乗りたい。

復帰後、差し届かず善戦止まりも▲5 ロッキーブレイヴ（牡6、竹下直人厩舎）は重賞ウイナーの実績派。中距離の1700メートルでは0秒1差3着、0秒4差3着と連続して馬券貢献する。中間の追い切り気配もアップしており、そろそろ復活ランがあっていい。

穴は△11 エイシンヒビキ（牡6、宇都英樹厩舎）。手探り面尽きなかった前走は5着も着差はわずか0秒3。コースや環境慣れなど上積み材料がある移籍2戦目で前進が期待できそうだ。