ばんえい
2024年06月17日
好調維持スイを狙う「ゴールドトロフィー」(ばんえい帯広競馬)
6月17日(月)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「ゴールドトロフィー」(3歳以上選抜)が行われます。
昨季の勝利数上位馬が選抜されての特別戦ですが、格付も重要なファクターとなります。最軽量630キロがホクセイキムタクなど2頭、640キロがサクラヤマトなど2頭、650キロがスイなど3頭、660キロがテッチャン(牡5、岩本利春厩舎)、トップハンデ670キロがギンジ(牡7、久田守厩舎)で、その差は40キロと大きくついています。
◎2 スイ(牝5、服部義幸厩舎)650キロを本命に推します。昨季はB2級スタートから8勝を挙げた成長著しい1頭。相手なりに走れますが、障害力を生かし抜け出すのが勝ちパターン。前走はA1昇級初戦で相手強化と重量増が厳しく8着と凡走していますが、今回は選抜戦で相手に恵まれた感もあり、巻き返します。
○4 サクラヤマト(牡4、金山明彦厩舎)640キロが対抗です。昨年はC2級スタートから7勝。強気な騎乗が持ち味の渡来心路騎手でうち6勝を挙げています。今季5連勝で臨んだ前走のライラック賞(4歳オープン)は2着でしたが、積極的な競馬で、1着ホクセイタイヨウとは0秒5の僅差と内容十分と言えます。
▲6 クリスタルゴースト(牡4、長部幸光厩舎)640キロが3番手です。昨季終盤からシーズンまたぎの5連勝で4月のすずらん賞(4歳オープン)を制している好調馬です。B1へ昇級して臨んだ前走ライラック賞は速い流れに対応できず失格でしたが、能力再検査は1分45秒6で合格しています。
(文/小寺雄司)