笠松
2024年06月21日
主戦騎手から乗替わりでもペップセ「恵那峡特別」(笠松競馬)
6月21日(金)の笠松競馬メイン第10レースは「恵那峡特別」(A級2組、笠松競馬場1600メートル)。
激戦ムードだが前走に続いて笠松出張戦に臨む◎7 ペップセ(牝4、今津勝之厩舎)を中心視だ。当地初出走だった昨年6月のクイーンカップで重賞初制覇に成功すると、岐阜金賞で重賞連勝。復帰後3走目だった前走のA級2組特別も2番手から鮮やかに抜け出してみせ、【4・0・0・1】と笠松コースで抜群の強さを発揮する。小回りコースで直線が短く、馬場が軽い当地がセールスポイントの先行力にベストマッチするのだろう。昨年がそうだったように夏場に向けて調子を上げていくタイプでもある。主戦の浅野皓大騎手がケガのため、木之前葵騎手と即席タッグになったが、クセの強い馬ではない。2連勝に期待だ。
勢い魅力は○1 インナーサンクタム(牡4、川嶋弘吉厩舎)。もとは名古屋所属だったが、こちらも笠松コースの方が好成績で、A級3組特別をともに快勝で2連勝中の近況。2戦ともに自己ベストタイムを更新したもので大いに評価できる内容。2組初挑戦だが期待感が高まる。
遠征馬▲8 キャットリング(牝6、竹下直人厩舎)も笠松巧者の1頭。【7・3・1・5】の当地成績は強調材料になる。ムラ駆けの面はあるが、走りのいい笠松戦となれば馬券に欠かせない。
自己条件に戻って△2 メテオスウォーム(牡8、笹野博司厩舎)の変わり身にも警戒したい。
(文/中部地方競馬記者クラブ)