ばんえい
2024年06月23日
ハンデ頭もマルホンリョウユウに期待「柏林賞」(ばんえい帯広競馬)
6月23日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第18回柏林賞」(4歳)が行われます。
4歳シーズン三冠レースの第1弾で、最軽量が670キロの牝馬スーパーチヨコ、690キロがサクラヤマト(牡、金山明彦厩舎)、アシュラダイマオーなど5頭、700キロがキョウエイプラス、710キロがタカラキングダム(牡、村上慎一厩舎)とホクセイタイヨウ、そしてトップハンデが720キロのマルホンリョウユウで、その差は50キロと大きく付いています。また前走から重量が40キロから70キロ増となるのも重要なファクターとなります。
◎10 マルホンリョウユウ(牡、金田勇厩舎)720キロを本命に推します。前走時よりも40キロ増の720キロはハンデ頭となります。4歳シーズン三冠レースを目標としている馬にとって柏林賞は何としても勝ちたいレースで仕上がり万全で挑みます。昨年はばんえい大賞典、ばんえい菊花賞と二冠を制している実績馬。ハンデ頭と大外10コースは厳しい条件が重なりますが、地力は上位です。
○7 ホクセイタイヨウ(牡、今井茂雅厩舎)710キロが対抗。3歳三冠でいずれも2着を確保しています。今季初戦はA1級-2組混合でコマサンエースから5秒5差の5着、2走目は4歳オープンのライラック賞でしたが、670キロで快速馬のサクラヤマトにコンマ5秒差をつけ初勝利を挙げています。今回はライバルのマルホンリョウユウとの10キロ差を生かします。
▲3 スーパーチヨコ(牝、長部幸光厩舎)670キロが3番手です。2歳シーズンに重賞・黒ユリ賞を制しています。ほかの重賞はばんえい菊花賞9着、ばんえいオークスはルイズの2着、ばんえいダービーはタカラキングダムの4着ですが、重量的にはばんえいダービーで710キロを経験しており、今回の670キロには十分対応できるだけに、軽量を生かします。
(文/小寺雄司)