岩手
2024年06月23日
重賞3連勝なるかグランコージー「一條記念みちのく大賞典」(水沢競馬)
23日(日)の水沢競馬メイン第11レースは岩手伝統の重賞「第52回一條記念みちのく大賞典」(水沢競馬場2000メートル)。
◎2 グランコージー(牡7、千葉幸喜厩舎)は今季3戦3勝。赤松杯を逃げ切り、3歳時・ダイヤモンドカップ以来の重賞制覇を果たしました。続いて岩手古馬の根幹重賞・シアンモア記念も完勝し、充実一途をたどっています。今回の課題は2000メートルの距離克服。過去5度経験しましたが、3着3回が最高。本質的にマイラーですが、今の勢いを重視。重賞3連勝に王手をかけました。
○4 ヴァケーション(牡7、畠山信一厩舎)は昨年の覇者。鮮やかな逃げ切りを決め、8馬身差で圧勝しました。今シーズンもローテーションで臨み、赤松杯3着からシアンモア記念2着。意外でしたが、これが盛岡で初連対。好ムードでみちのく大賞典を迎えました。水沢2000メートル戦ですべて馬券対象を果たし、連覇の期待がかかります。
▲6 フレイムウィングス(セン7、酒井仁厩舎)は中央ダート1800メートル2勝、南関東B1級から転入。いまだ未勝利ですが、桐花賞2着、北上川大賞典2着。長距離で本領を発揮し、昨年のみちのく大賞典でも3着を確保しました。叩き3戦目のあすなろ賞3着で上昇ムード。
△7 スズカゴウケツ(牡7、千葉幸喜厩舎)はトライアル・あすなろ賞を完勝。待望の初重賞を手にして弾みがつきました。
△3 ゴールドギア(牡9、伊藤和忍厩舎)は近2走ともに2着。本質的には芝タイプですが、長丁場ならダートでも目が離せません。
△1 グローリーグローリ(牡9、菅原勲厩舎)はあすなろ賞連覇は果たせませんでしたが、好調をキープ。
(文/松尾康司)