岩手
2024年06月25日
地力断然キモンリッキー「スプリント特別」(水沢競馬)
25日(火)水沢競馬メイン12レースはオープン馬による「スプリント特別」(水沢競馬場1300メートル)。
◎11 キモンリッキー(牡5、板垣吉則厩舎)は中央2勝クラスから再転入。初戦の水沢1600メートル戦を快勝し、重賞・栗駒賞へ名乗り。4着に終わりましたが、優勝馬ゴールデンヒーラーとコンマ2秒差。メンバー最速の上がりを披露しました。前走・盛岡1200メートル戦でも2着を死守し、ここでは地力が一枚上。きっちり勝利を手にして、再び重賞へ殴り込みをかけたいところです。
○1 ミニアチュール(牝4、佐藤祐司厩舎)は昨年度の3歳最優秀馬。ロジータ記念遠征後は精彩を欠いていましたが、前々走・1000メートル戦へ矛先を変えたのがズバリ。2着に2馬身差をつけて完勝しました。早池峰スーパースプリント4着は850メートルの経験値の差も出た結果。1300メートルなら自慢の切れを発揮して逆転首位まで十分。
▲10 ドルズプライスレス(牡5、伊藤和忍厩舎)は昨年最終戦を快勝し、今季は重賞・白嶺賞、栗駒賞で連続3着。気風のいい先行力と粘りを発揮しました。逃げたい馬が外枠が微妙ですが、ここでも攻めの一手。1300メートルも合い、逃げ切りをもくろみます。
△8 スターオブケリー(牝5、飯田弘道厩舎)は3歳時、浦和代表でハヤテスプリントを逃げ切って優勝。その後は1勝にとどまり、岩手へ新天地を求めてきました。天性のスピードは証明済み。いきなり勝ち負けに持ち込むか。
△6 サイタブラウン(牡4、及川良春厩舎)は今季2勝、2着1回。前走5着が微妙ですが、距離短縮で反撃。
△2 ケープライト(牝4、佐藤浩一厩舎)は徐々に体調アップしています。
(文/松尾康司)