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地元で反撃レイジーウォリアー「ムーンストーンオープン」（名古屋競馬）

6月28日（金）の名古屋競馬メイン第11レースは「ムーンストーンオープン」（A級1組、名古屋競馬場1500メートル）。

素早い巻き返しに燃える◎10 レイジーウォリアー（牝5、塚田隆男厩舎）が本命だ。前走金沢の重賞・お松の方賞は2番人気に推されながら見せ場なく10着に終わった。典型的な先行馬がスタートで出遅れ、不利な後方からの競馬を強いられては必然の結果だった。中間はゆったり間隔を空けて調整し、仕上がり面に不安はない。逃げにこだわるまでの強力な同型不在の上、もまれ弱いタイプにとって外の8枠10番スタートも願ったり。地元名古屋のA級1組特別初勝利を飾るか。

力上位の存在は○4 メルト（牡5、角田輝也厩舎）。当地1500メートル重賞2勝の実力派で、前走のトリトン争覇4着は距離と最内1枠スタートが大きくマイナスに作用していた。典型的な差し馬でレースを作れないタイプが早めに外に持ち出して強引にスパートし大いに見せ場を作った。200メートル距離が短縮した1500メートルは絶好舞台。速い流れになれば直線一気に突き抜けてみせる。

▲8 テイエムアトム（牡6、竹之下昭憲厩舎）は移籍2戦目で前進をうかがう。前走は慎重にレースを運んだ“お試し”的なレースとも言えた。コースや環境慣れなど上積み材料に事欠かない2走目。前進あっても後退なしか。

もちろん、堅実駆けに定評ある地力派△1 セイヴァリアント（牡8、安部幸夫厩舎）も流れ次第で頭狙いも可能。