岩手
2024年06月30日
盛岡芝実績上位セイバイラック「サファイア賞」(盛岡競馬)
30日(日)の盛岡競馬メイン第11レースは3歳重賞「第17回サファイア賞」(盛岡競馬場芝2400メートル)。この日から芝レースもスタートします。
◎8 セイバイラック(牝、板垣吉則厩舎)はデビューからの4戦で盛岡芝を舞台に好走。若鮎賞2着、地方全国交流・ジュニアグランプリで4着を確保しました。昨年10月、芝1000メートル3着以降はダートへシフト。前々走・イーハトーブマイル8着以外はすべて入着を果たし、東北優駿でも3着確保と安定度一目。他のメンバーが盛岡芝は未知数に対し、実績があるのが強み。悲願の重賞制覇に王手をかけました。
○7 ホッコーアドミラル(牡、佐藤雅彦厩舎)は中央3戦未勝利、佐賀2勝から岩手入り。移籍2戦目を快勝し、以降も堅実さを発揮。3歳B1級から東北優駿へ挑戦して5着に健闘しました。最大ネックは盛岡芝2400メートル対応ですが、芝は中央で2度経験し、血統からも歓迎のはず。
▲4 プリズムスペクトル(牝、千葉幸喜厩舎)はデビュー3戦目6着後、半年あまり休養。芝を使うチャンスがありませんでしたが、今季2勝、2着1回と成長の跡。父は天皇賞・春GIを制したレインボーラインなら芝長距離は望むところです。
△2 シンプロレタリアト(牝、飯田弘道厩舎)は中央4戦未勝利、北海道2戦1勝から転入。東京芝2000メートル・2歳新馬戦5着の実績からいきなり勝ち負け十分。
△3 サンタルチア(牝、齋藤雄一厩舎)は3月以来の実戦ですが、転入前の中京芝2000メートルで2番手をキープした先行力が不気味。
△10 ユウユウププリエ(牝、佐藤祐司厩舎)は昨年、芝重賞・若鮎賞を快勝。今回は待ちに待った芝が舞台です。
(文/松尾康司)