兵庫
2024年06月05日
降級マンテーニャvs.吉村誠アポロテネシー「福崎ガジロウ10周年記念」(園田競馬)
5日(水)の園田競馬メイン第11レースに「福崎ガジロウ10周年記念」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎3 マンテーニャ(牡6、柏原誠路厩舎)は2月の姫路戦以来の出走となるが、5月21日の能力検査では以前よりも動きに切れが出ており、リフレッシュ休養の効果が出ているようだ。休養前にはA1A2混合で僅差の2着に来ており、B1降級となれば条件有利。内枠をうまくさばければ勝ち負けになる。
○9 アポロテネシー(牡9、長倉功厩舎)が強敵になる。B1に昇級してから足踏みが続いているが、前走に関しては好位の内で脚をためたものの前が開かずに追い出しが遅れて、不完全燃焼の一戦だった。今回は外枠に入って揉まれる心配がなく、3走前に勝利を挙げた吉村誠之助騎手とのコンビが復活しており、巻き返しといきたい。
▲5 ワーイズオーバー(牡6、保利良平厩舎)は2月の姫路で戦列復帰してから不本意な競馬が多かったが、前走は外からこの馬らしい末脚が見られて3着に好走した。馬体重も順調に絞れており、勝機は近い。
☆2 レスプレンドール(牝4、稻田彰宏厩舎)は420キロ台で馬体重が安定しており、調子の良さが光る。内枠も絶好で、近走のように内ラチ沿いをぴったり走れる。入着以上を目指したい。
△8 サクラトップクロス(牡6、雑賀伸一郎厩舎)は他に逃げ馬が不在でマイペースの逃げに持ち込める。粘りを警戒したい。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)