兵庫
2024年07月05日
たたき2走目のキングレジェンドが中心「OBCラジオ大阪 もう好きにやります賞」(園田競馬)
5日(金)の園田競馬メイン第11レースに「OBCラジオ大阪 もう好きにやります賞」(B1B2、園田競馬場1870メートル)が行われる。
◎9 キングレジェンド(セン5、尾林幸二厩舎)の前走はタガノグランサムにまんまと逃げ切られたが、3カ月半ぶりの実戦としては勝負どころから反応良く動いており、負けて強しといえる内容だった。昨年10月に尾林厩舎へ転入した当初もレースを使いつつ調子を上げてきていたようにたたき良化型で、今回は前走以上に勝負気配が漂う。2番手から抜け出しを図る。
○12 ユキノマリア(牝4、保利良平厩舎)は馬体重がこれ以上大きく減らないことが好走の条件になるが、末脚の切れ味はここでもトップクラス。53キロで出走できるのは魅力的で大外枠も歓迎。追い比べの展開になれば逆転が見えてくる。
▲2 カレーパン(牡4、田村彰啓厩舎)は前走でユキノマリアを退けて約5カ月ぶりの勝利となったが、8戦連続で3着以内に入っている点も高く評価できる。ただし今回は前走から1キロ増となる斤量57キロが微妙に影響しそうだ。それでも絶好の内枠を引いており、折り合いはつけやすいだろう。中団から鋭く追い上げる。
☆6 オズモポリタン(牝4、諏訪貴正厩舎)は次週の兵庫サマークイーン賞に出走しても伏兵の1頭になっただろうが、自己条件に回った。長く脚を使える馬で、大崩れがない。
△3 サヨノハッピー(牡5、有馬澄男厩舎)は今年の3月に戦列復帰してから良化がスローだが、前走はカレーパンから0秒4差で復調は近い。馬群をスムーズにさばけるようだとチャンスがある。
△5 ホクザンゴールド(牡5、橋本忠明厩舎)は逃げが好走条件になるが、このメンバーなら単騎逃げに持ち込めそう。巻き返しがありそうだ。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)