兵庫
2024年07月11日
フクノユリディズが3連勝を狙う「西脇市日本のへそ特別」(園田競馬)
11日(木)の園田競馬メイン第11レースに「西脇市日本のへそ特別」(B1、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎5 フクノユリディズ(セン4、田中一巧厩舎)は4走前に戦列復帰してから4戦3勝、2着1回とほぼパーフェクトな成績を収めている。前走は今回も対戦するオーケンにハナを譲ったが、4コーナーで先頭に立つと、勢いそのままに後続を突き放して力の違いを見せつけた。メンバー構成を見ても前走と同じような展開になりそうで、3連勝を狙える。
○2 クリノカイザー(牡6、石橋満厩舎)は復帰戦となった2走前が10着と見せ場なく敗れたが、叩き2走目の前走は好位からしぶとく伸びて2着に好走した。動きはまだ重たさがあり、状態的に完全復調というわけではなさそうだが、間隔を詰めて使える点はプラス材料で、状態は前走以上とみて良さそうだ。
▲3 ジューンステータス(牡8、保利良平厩舎)は走破時計こそ平凡だが、相手なりに脚を使えており今回も立ち回りひとつになる。内で包まれる展開になっても問題なく、上位争いの一角になる。
☆1 オーケン(牡4、南弘樹厩舎)は不良馬場を味方にして逃げ切った前走が鮮やかだった。今回は2走前に大敗したフクノユリディズとの再戦になり楽な展開にはならないだろうが、当日の雨予報で重〜不良になればスイスイと逃げることができそうだ。
△8 スピリトーゾ(牡5、松平幸秀厩舎)は調子が上がってきたこともあり、本来の先行競馬ができるようになってきた。ここ2走に比べると同型馬が強力だが、外枠でもまれずに運べれば一発を狙える。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)