名古屋
2024年07月11日
強敵不在でマスクトライに勝機到来「天の川特別」(名古屋競馬)
7月11日(木)の名古屋競馬メイン第11レースは「天の川特別」(A級5組、名古屋競馬場1500メートル)。
確かな本命馬不在だが、実績派の◎7 マスクトライ(セン6、今津博之厩舎)が今回こそ勝ち切るか。復帰後3戦が4、2、5着。決まって好勝負を演じても直線やゴール寸前で甘さを見せて勝ち切れていない。ただ直前追い切りは相変わらず動いており、デキ、気配ともに悪くはない。休養前にはオープンで1馬身半差2着に食い込んでいるように明らかに実績上位の存在。6・7月成績が【5・2・2・4】と夏場を得意とするタイプで、コレと言って強敵不在の有利なメンバー構成でもある。復帰後、初勝利の好機をモノにしたいところだ。
転入初戦組では○3 タマモエイトビート(牡5、坂口義幸厩舎)に注目。中央1勝馬で、コンスタントに使われている中での移籍で仕上がりには不安は少ない。4月には1800メートル戦ながらダート1勝クラスで5着入着実績もあり、流れに乗って運べればいきなり勝ち負けが可能。
昇級戦ながら粒ぞろいメンバーの前走・B級1組特別でしぶといレースで2着好走した▲2 イントゥザファイア(牡4、角田輝也厩舎)の好調さは見逃せない。元来、相手なりに走れる堅実タイプで、馬券に欠かせない1頭と言えそうだ。
また勝ちみは遅くても距離、相手を問わず手堅いレースぶりに定評ある△9 ヘーメル(牝6、安部幸夫厩舎)も連争いが可能。
(文/中部地方競馬記者クラブ)