笠松
2024年07月17日
カズピレウスが当地無傷の6連勝へ「マリーゴールド特別」(笠松競馬)
7月17日(水)の笠松競馬メイン第11レースは「マリーゴールド特別」(B級1組、笠松競馬場1400メートル)。
勝ち上がり対決のハイレベル戦でA級候補生がズラリ。好バトル必至だが、主役は上昇一途の◎7 カズピレウス(牡4、笹野博司厩舎)。中央1勝クラスでは厚い壁に跳ね返されたが、武者修行で地力強化に成功。当地3歳戦を2連勝した好素材は再転入後、C級2戦を先行完勝劇で難なく飾ると、昇級初戦だった前走のB級2組特別も危なげなく突破。前2頭がハイペースで飛ばす流れを好位でスムーズに流れに乗り、勝負どころの3〜4コーナーで先頭に並びかけ悠々と抜け出し3馬身差V。当地連勝を無傷の“5”に伸ばした。相手は強化された初めての1組特別だが、サッと好位が取れてレース運びがうまく、末脚もしっかり。何より当地ではまだ走りに底を見せておらず5戦無敗を誇る。“連勝馬は止まるまで追い続けろ”の競馬格言を素直に信頼したい。
名古屋の○2 セセラギ(牝4、井上哲厩舎)が前走に続いて笠松出張戦に矛先を向けてきた。前走は手ごろな構成のB・C級混合戦だったが、あっさりマークした1分28秒9の好時計は大いに評価できる。同タイプのライバルは多いが、先制決めれば粘り込みが可能。
堅実駆けに定評ある▲6 イカロス(牡5、加藤幸保厩舎)は馬券に欠かせない1頭。相手、流れや距離を問わず、転入後当地B級(C級混合含む)4戦で2勝、3着2回とすべて馬券貢献中。前々でレースが運べるセンスある走りができ、高評価が欠かせない。
前走勝ち時計は平凡も、勝ちっぷりにキラリと光るものがあった△3 サンマルブライト(牝4、伊藤強一厩舎)も軽視は禁物。
(文/中部地方競馬記者クラブ)