兵庫
2024年07月17日
ダノンワンナップが内から突き抜ける「小野ひまわり特別」(園田競馬)
17日(水)の園田競馬メイン第11レースに「小野ひまわり特別」(C1一、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎2 ダノンワンナップ(牡4、森澤友貴厩舎)は2走前こそ少頭数のスローペースに泣いてプリズムムーンに押し切られたが、前走は1コーナーまでに空いた内に潜り込んで好位の内をロスなく立ち回り、直線ではテイケイヴォーグを4馬身突き離して快勝した。ブリンカー着用の効果もあったし、今回も内枠なら前走のように内々を立ち回ることができそうだ。連勝を決める。
○9 テイケイヴォーグ(牡4、山口浩幸厩舎)は前走の勝ち馬ダノンワンナップとの再戦になると分が悪いが、中団から長く脚を伸ばして2着。C1で初めて連対を果たした。今回は新庄海誠騎手が騎乗できず、3キロ減の恩恵はないが、差し・追い込みで定評のある田野豊三騎手とのコンビなら再び末脚を発揮できそうだ。
▲8 プリズムムーン(牝5、田村彰啓厩舎)は2走前にダノンワンナップに勝利しており今回も一発を秘める。前走は苦手な道悪馬場で、1230メートルの速い流れに対応できずに失速したが、今回は1400メートルに戻して巻き返しを狙う。
☆10 フローラサンライズ(牝4、玉垣光章厩舎)はゲート内の落ち着きが鍵になるが、五分にスタートを決めれば好勝負になる。内枠に入ることが多い馬だが、昨年11月の転入初戦では外々を回りながら差し切っており、外枠でも対応できるだろう。
△5 リゴートゥー(牡4、徳本慶一厩舎)は夏場が得意な馬ではないが、今回はすんなり逃げられるメンバー構成で前残りを狙える。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)