名古屋
2024年07月26日
920mでフォルツァエフ反撃必至「ルビーオープン」(名古屋競馬)
7月26日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「ルビーオープン」(A級1組a、名古屋競馬場920メートル)。
絶好の舞台に戻って◎3 フォルツァエフ(牡9、迫田清美厩舎)が素早く反撃だ。10着大敗に終わった前走は明らかに不得意の距離1500メートルが影響した。しかし920メートルになれば、話は別。当地での5勝すべてを同距離で挙げており、超短距離のスペシャリストと言える。軽めの追い切りで臨んだ前走と違い、今回はびっしり追い切り、ムードもアップする。重賞・ベイスプリント(8月22日)へ向け改めてイダテンぶりをアピールしたい。
上り馬○12 モーニングスマイル(牡5、坂口義幸厩舎)は魅力がいっぱい。ブリンカー装着がマッチして近2走のA級3組、2組とも道中抜群の手ごたえの完勝で2連勝。3組とは言え、2走前の勝ち時計54秒9はフォルツァエフの自己ベストと同タイムで価値は高い。勢いに乗ってスペシャリスト撃破を狙う。
▲8 ノラ(牝7、竹下太厩舎)も920メートルの3戦すべて連対を飾る短距離巧者の1頭。フォルツァエフに3連敗中も着差は0秒2以内とわずか。流れやコース取り次第で、逆転は可能。
穴は△7 テイエムアトム(牡6、竹之下昭憲厩舎)。1500メートルでは勝ち切れないが、中央時はダート1400メートルのオープン特別で3着(23年4月阪神・ポラリスステークス)がある実績派。初の920メートルで待望の地方初Vも。
(文/中部地方競馬記者クラブ)