兵庫
2024年07月26日
ヒメツルイチモンジが三度目の正直で差し切る「サンケイスポーツZBAT!賞御堂筋特別」(園田競馬)
26日(金)の園田競馬メイン第11レースに「サンケイスポーツZBAT!賞御堂筋特別」(A1A2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎7 ヒメツルイチモンジ(牝4、新子雅司厩舎)は2走前に続いて前走も直線に入ってから前が開かずに内で包まれたままになってしまい、消化不良のレースとなってしまった。調子は高いレベルで安定しており、引き続きチャンスは続く。短距離路線の主力馬の多くが夏休みに入っているが、復帰する前に勝っておきたい。
○9 ドンカポノ(牡6、田中一巧厩舎)は先週の1700メートルから摂津盃へ向かうプランだったが、先週は追い切り日が大雨で追い切ることができず、今週に出走を延ばした。調子の良さは変わらず、力は発揮できる状態だ。前走のJRA条件交流よりはメンバーが強力だが、好位から押し切る競馬を狙う。
▲6 スマートセプター(牡5、永島太郎厩舎)は中央2勝クラスからA2編入で転入してきたが、初戦でいきなりエイシンビッグボスなどを蹴散らすと、前走もスピードの違いをみせつけて連勝。A1昇級を難なく決めた。今回は距離延長で2走前のA1A2混合と比べるとメンバーは強化されたが、折り合いを欠くタイプではなく、距離には対応できそう。どこまで通用するのか注目だ。
☆8 バーニングペスカ(牡9、橋本忠明厩舎)は勝負どころでモタつく面が依然として解消されずに入着前後の成績だが、差は僅かで上位を狙える力はある。メンバー唯一の重賞勝ち馬として底力を示したい。
△3 ロングファイナリー(セン8、森澤友貴厩舎)は約4年8カ月ぶりに兵庫へ復帰したが、中央では3走前に2勝クラスを突破して3勝クラスまで上りつめており、まだまだ一線級の力を秘める。強烈な末脚を武器にどこまで上位に迫れるか。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)