岩手
2024年07月14日
不来方賞JpnIIトライアルに好メンバー「やまびこ賞」(盛岡競馬)
14日(日)の盛岡競馬メイン第11レースは、不来方賞JpnIIトライアル「第37回やまびこ賞」(3歳、盛岡競馬場ダート1800メートル)。
◎10 コモリリーガル(牝、瀬戸幸一厩舎)は2歳時にプリンセスカップへ参戦して完勝。園田プリンセスカップに続いて牝馬交流2連勝を飾りました。東京2歳優駿牝馬は相手が大幅に強化された上、内枠で終始揉まれたのが致命傷。しんがり負けを喫しました。その後、姫路1戦を使って北海道へ再転入。初戦を快勝し、3歳牝馬重賞で連続3着。本来の動きを取り戻しました。岩手版オークス・ひまわり賞へ向けて好発進を決めたいところです。
○6 サクラトップキッド(牡、伊藤和忍厩舎)はデビュー2連勝後、重賞路線に名乗りを上げて7戦中6戦で入着を果たす堅実派。エンジンのかかりが遅いのがネックでしたが、前走・東北優駿では好位キープから2着確保。進境の跡がうかがえました。今回もうまく追走できれば逆転首位のシーンまで。
▲3 バウンスライト(牡、伊藤和忍厩舎)は中央3戦0勝から転入後、あっさり2連勝。重賞でも3着2回、4着1回と好走を続けています。課題はゲートですが、互角のスタートを切れれば首位争いに参加。
△4 ラティサワー(牡、小林俊彦厩舎)は北海道3戦1勝から岩手入り。余裕の3連勝を決めました。重賞初挑戦ですが、一連の走破タイムから通用しそうです。
△1 セイバイラック(牝、板垣吉則厩舎)は重賞の常連。勝ちみに遅く入着止まりですが、大崩れなし。
△5 シンプロレタリアト(牝、飯田弘道厩舎)は転入戦の芝2着。ダート替わりも問題ありません。
(文/松尾康司)