岩手
2024年07月02日
左回り未経験でもマッシャーブルム「ハヤテスプリント」(盛岡競馬)
2日(火)盛岡競馬メイン12レースは3歳・地方全国交流「第12回ハヤテスプリント」(3歳、盛岡競馬場ダート1200メートル)。
◎5 マッシャーブルム(牡、大井・坂井英光厩舎)は京都ダート1800メートル・2歳新馬戦を快勝後、南関東へトレード。初戦を快勝し、クラシックロードへ名乗り。京浜盃JpnII・6着、羽田盃JpnI・6着に終わり、前走は優駿スプリントトライアルへエントリー。初の1200メートル戦でしたが、好スタートを決めて2着。短距離にも対応できることも証明しました。左回りは未経験でも絶対能力でカバー。重賞初制覇へまい進します。
○12 オスカーブレイン(牡、北海道・角川秀樹厩舎)は天性のスピードを武器に一度もハナを奪われたことなし。サッポロクラシックカップを逃げ切り、盛岡コースも地方全国交流・南部駒賞で逃げ粘って2着と経験済み。大外を引き当てたのが若干気がかりですが、それでもスピード上位です。
▲11 ワールドエンパイア(牡、船橋・新井清重厩舎)は北海道1勝、2着1回から船橋に移籍して1勝、2着5回。前走7着後はこの一戦に照準を合わせて調整。ハイペース必至で末脚をさく裂させるか。
△6 スピニングガール(牝、大井・森下淳平厩舎)はデビュー2連勝を飾り、重賞でも2戦連続3着。以降は掲示板外続きですが、ひと叩きされて上昇確実。母・セラミックガールはジュニアグランプリを制して岩手にもお馴染み。
△4 ツキシロ(牡、川崎・高月賢一厩舎)は1200メートルが未経験ですが、父は名うてのスプリンター・ファインニードルです。
△3 ポアゾンボス(牡、浦和・繁田健一厩舎)は掲示板外が2度のみ。ほかはすべて3着以上にまとめています。
(文/松尾康司)