佐賀
2024年07月09日
大隅特別圧勝のアイタカが再び押し切るか「霧島賞」(佐賀競馬)
9日(火)佐賀競馬メイン第6レースは重賞「第28回霧島賞」(九州産地方オープン・JRA2勝クラス、佐賀競馬場1400メートル)。
◎11 アイタカ(牝3、JRA・谷潔厩舎)は、約3カ月半の休養明けだった前走の大隅特別(6月11日、佐賀1400メートル)では逃げを打ち、直線で一気に後続との差を広げ、ヒマワリクン(高知)に1秒9差を付ける圧勝でした。九州産限定戦は新馬(JRA小倉)と前走の勝利など、4戦いずれも連対。今回は他のJRA勢で直近の2勝クラスで上位実績のある馬はおらず、前走同様の先行押し切りも狙っていけそうです。
○12 ルピナステソーロ(牝6、高知・宮川真衣厩舎)は、JRA所属だった22年の霧島賞でテイエムラッシュから3/4馬身(コンマ1秒)差の2着。今年2月の高知移籍後は5戦3勝で、前々走は牝馬限定の準重賞を勝利しています。JRA所属時は2勝クラスで勝ち馬と1秒前後の差で走ったレースも多数あり、このメンバーなら実績上位の存在です。
▲7 タケノサイコウ(牡5、古賀光範厩舎)は、22年のたんぽぽ賞を勝利し、昨年の霧島賞はイチザウイナーからコンマ4秒差の4着。その後は佐賀オータムスプリント(1400メートル)の勝利など、佐賀A級短距離路線で活躍しています。前走の大分川賞(6月29日、1300メートル)は勝ち馬から4馬身(コンマ8秒)離されましたが2着を確保しています。
そのほか、昨年の霧島賞勝ち馬で、佐賀転入3戦目の△1 イチザウイナー(牡5、平山宏秀厩舎)、22、23年の霧島賞5着の△9 アイアンムスメ(牝6、高知・田中守厩舎)と、九州産限定戦での上位実績馬が揃った一戦となりました。
(文/上妻輝行)