岩手
2024年07月09日
負けられないゴールデンヒーラー「岩鷲賞」(盛岡競馬)
9日(火)盛岡競馬メイン第12レースは、クラスターカップJpnIIIトライアル「第56回岩鷲賞」(盛岡競馬場ダート1200メートル)。1着馬に優先出走権が与えられます。
◎6 ゴールデンヒーラー(牝6、佐藤祐司厩舎)は今シーズン、短距離路線へシフトして重賞2連勝。前走は初の1200メートルでしたが、余裕の抜け出しを決めて完勝。あっさり3連勝をマークしました。今年前半の最大目標はクラスターカップJpnIII。すでに勝負付けが済んだ相手ですから勝利はもちろんのこと、次走につながる内容を期待したいところです。
○1 ゲンパチプライド(牡5、畠山信一厩舎)は中央2勝クラスから転入後、1勝、2着2回、3着1回。前走は3着止まりでしたが、水沢マイル戦では仕方なし。前々走の盛岡マイルでの強さが際立っており、ワンターン決着で最大能力を発揮します。中山ダート1200メートル1勝ですから距離も望むところ。逆転の可能性も十分あります。
▲4 キモンリッキー(牡5、板垣吉則厩舎)は中央2勝クラスから再転入。初戦を快勝後4、2着と足踏みしましたが、前走快勝で軌道修正しました。前々走はゴールデンヒーラーに完敗でしたが、決め手はメンバー屈指。
△2 ルチルクォーツ(牝6、菅原右吉厩舎)は実戦を使われながら調子を上げて目下2連勝。前走は水沢1300メートルのコースレコードを更新し、良化一途をたどっています。
△5 スターオブケリー(牝5、飯田弘道厩舎)は南関東B2からの転入戦は11着でしたが、今度は3歳交流・ハヤテスプリントを制した盛岡1200メートル戦。
△9 シガーヲスウオトコ(牡9、小林俊彦厩舎)は通算12勝をすべて1200メートル戦でマークし、条件ベスト。
(文/松尾康司)