レース展望・予想

名古屋

2024年07月15日

先行力いかしてアンタンスルフレ「名港盃」(名古屋競馬)

7月15日(祝・月)の名古屋競馬メイン第11レースは「第28回名港盃」(名古屋競馬場2000メートル)。

勝ち負けレベルの馬が多い上、どの馬も一長一短ある。確かな本命馬不在で激戦模様だが、この名港盃と好相性を誇る◎9 アンタンスルフレ(セン6、角田輝也厩舎)を中心視だ。重賞優勝は2100メートルの東海菊花賞(23年)と2600メートルの金沢・北國王冠(22、23年)というステイヤーだが、近2年の名港盃で連続2着好走。持ち前の高く安定した先行力を存分に発揮し、勝ち負けする。今年4走で4月の東海桜花賞・4着が最高成績だが、中央勢らを相手にした重賞挑戦が多いのも一因。地方馬同士の東海重賞ではこれまで【1・4・1・1】と抜群の成績を残している。さらにメンバーを見ると人気どころに差し馬が多く、先行態勢に入りやすい有利な構成でもある。連軸期待だ。

さきのトリトン争覇で待望の初タイトルを獲得した○3 ロードランヴェルセ(セン5、坂口義幸厩舎)が重賞連勝を狙う。道中脚をうまくため、差し脚を一気に爆発させる絶好のレースがかなったとは言え、鋭いキレは際立っていた。昨年11月以来、当地2回目の距離克服が鍵になりそうだ。

力上位の▲12 ブリーザフレスカ(牝5、塚田隆男厩舎)ももちろん有力なV候補。しかし復帰戦だった4月の東海桜花賞でいきなり2着に食い込んだが、その後2走ともにひと息の走りに終わる。調教・追い切りに、ブレイクした昨年時の勢い、動きがないためだろうか。パドックや返し馬で気配チェックは欠かさずしたい。

穴は△11 エマージングロール(牡6、角田輝也厩舎)。中央4勝の実績派で、その後移籍した南関東A2では馬券貢献こそ果たしていないが好勝負を演じた。手探り面ある転入初戦もコンビを組むのは東海の第一人者・岡部誠騎手で、追い切り気配も上々。いきなり劇があっても驚けない。

おすすめの買い目

馬単(マルチ)
9⇔3・10・11・12(8点)

3連単(フォーメーション)
9→3・10・11・12→3・10・11・12
3・10・11・12→9→3・10・11・12(24点)

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(文/中部地方競馬記者クラブ)

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