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相手に恵まれたブラックサファイア「さざなみ特別」（ばんえい帯広競馬）

7月15日（祝・月）のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「さざなみ特別」（A1級）が行われます。好不調がはっきりしたメンバー構成。A1級-1組混合・天の川特別からは2着キョウエイリュウ、4着ブラックサファイア、A1級-2組混合から1着ギンジ、2着マルホンリョウダイ（牡6、金田勇厩舎）、4着ミノルシャープ（牡10、大友栄人厩舎）、6着カイセドクターなど6頭の8頭立てです。2鞍を比較すると、天の川特別が前走から負担重量10キロ増に対し、A1級-2組混合は30〜40キロ増となっています。

◎3 ブラックサファイア（牡7、長部幸光厩舎）690キロを本命に推します。今季初戦の青葉特別では1番人気に支持されましたが、コウテイの6着と敗れています。その後3、5着からの旭岳特別はミノルシャープに3秒3差をつけ強い勝ち方でした。続くシルバーカップはマルホンリョウユウの4秒6差の2着、前走天の川特別ではダイヤカツヒメの1秒0差の4着と近走はすべて掲示板確保の走りをしています。追い込み一辺倒だけに障害のカカリがポイントですが、ここなら自分の展開が作れそうです。

○1 キョウエイリュウ（牡7、村上慎一厩舎）690キロが対抗です。デビュー時からスピードには定評があり、ばんえいダービー、天馬賞など世代重賞を5勝しています。その後は相手強化とクラスの壁に阻まれて苦戦が続いていましたが、昨季終盤に2勝。今季は2走前のA1級-2組戦でタカラキングダムに1秒3差をつけ初勝利を挙げると、前走の天の川特別はダイヤカツヒメと接戦の2着でした。

▲5 ギンジ（牡7、久田守厩舎）690キロが3番手です。前走A1級-2組混合はオープン馬相手で厳しい流れでの勝利でした。重量30キロ増がポイントですが、障害の切れは良化しています。