岩手
2024年07月15日
実績断然クラウンプライド「マーキュリーカップ」(盛岡競馬)
15日(祝・月)の盛岡競馬メイン第12レースは「第28回マーキュリーカップJpnIII(メイセイオペラ記念)」(盛岡競馬場ダート2000メートル)。
◎9 クラウンプライド(牡5、JRA・新谷功一厩舎)はUAEダービーGII、コリアカップGIIIを優勝し、ほかにGI/JpnIで2着3回。韓国から帰国後は3戦連続で着外に終わっていますが、かしわ記念JpnIは1コーナーで不利を受けて躓くアクシデント。12着も仕方なしでした。カギを握るのは前走ダメージからの回復度ですが、今回のメンバーでは実績断然は明らかですし、57キロの負担重量も許容範囲。4戦ぶりの勝利を手にし、秋のビッグレースへ弾みをつけたいところでしょう。
○1 メイショウフンジン(牡6、JRA・西園正都厩舎)は3年連続で参戦。過去7着、3着でしたが、いずれもテリオスベルのまくりに遭って自分の競馬ができなかったのが敗因。今回は願ってもない1番枠を引き当て、マイペースの逃げ必至。ブリリアントステークス(1着)、平安ステークスGIII(3着)はマーキュリーカップJpnIIIの黄金ロード。悲願の重賞初制覇に王手をかけました。
▲5 ロードアヴニール(牡4、JRA・野中賢二厩舎)はデビュー2戦目からダートへシフトして5戦4勝。いずれも驚異的な破壊力で勝利をもぎ取りました。1月以来の実戦、3勝クラスを卒業したばかりですが、あっさりのシーンまで十分。
△3 テンカハル(牡6、JRA・矢作芳人厩舎)は芝3勝から5歳2月にダートへ路線変更。近走は精彩を欠いていますが、JpnIIで2、3着なら反撃必至。
△13 ビヨンドザファザー(牡5、JRA・藤岡健一厩舎)は昨年5月以来の勝利を飾り、上昇ムード。
(文/松尾康司)