兵庫
2024年07月19日
グロリアスアポイの決め手を信頼する「報知澪標特別」(園田競馬)
19日(金)の園田競馬メイン第11レースに「報知澪標特別」(B2、園田競馬場1400メートル)が行われる。
◎6 グロリアスアポイ(牝5、柏原誠路厩舎)は2走前に休養から復帰して3、5着と善戦止まりだが、復帰戦で12キロ減っていた馬体は前走で6キロ増えて460キロ台まで回復しており、調子を取り戻している。前走は大外強襲を狙って届かなかったが、相手次第では勝ち負けになっていただろう。同じ末脚を繰り出すことができれば今回のメンバーなら差し切れる。
○1 スズヴァレット(牡5、玉垣光章厩舎)の前走は不得手な道悪で末脚不発に終わった。4走前に復帰してからすべて1番人気で未勝利に終わっているが、良馬場では僅差の競馬を続けている。うまく脚をためて運ぶことができれば鋭く突き抜けるシーンまでありそうだ。
▲7 エイシンオキクルミ(牡3、平松徳彦厩舎)はハイペースのなか最後方から豪快に差し切った2走前が好内容だった。今回は1400メートルに延びて初めて古馬と対戦するために未知数な点が多いが、発馬を決めて道中の折り合いをクリアできれば通用してよさそうだ。
☆9 ランボーリープ(牡4、坂本和也厩舎)の前走は向正面から早めに動いて、ゴール前の追い比べを制した。今回は昇級戦になるが相手なりに動けるタイプで、早めに抜け出すシーンがあれば一発がありそうだ。
△8 ウォニー(牡6、稲田彰宏厩舎)もスズヴァレットと同様に良馬場の方が走る。近走はもの足りない結果が続いているが、今回の相手なら巻き返しを考えたい。
△12 インゲニウム(牡5、田中一巧厩舎)は転入初戦になるが、テンの速さが魅力。大型馬で小回り適性は未知数だが、人気薄なら狙ってみるのも面白い。
(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)