岩手
2024年07月22日
盛岡マイルでゲンパチプライド反撃「文月特別」(盛岡競馬)
22日(月)の盛岡競馬メイン第12レースは「文月特別」(A級一組、盛岡競馬場ダート1600メートル)。
◎10 ゲンパチプライド(牡5、畠山信一厩舎)は中央2勝クラスから転入。白嶺賞、栗駒賞で連続2着。地方ダートも問題ないことを証明し、3戦目の盛岡マイル戦を完勝しました。岩鷲賞は最内枠に入って痛恨の出遅れを喫したため、位置を取るために内から3コーナーで早めに先頭。結果、ゴールデンヒーラーにマークされるかたちとなって4着に終わりました。今度は3走前に完勝した盛岡1600メートルが舞台。ワンターンのコースで最大限に能力を発揮し、2戦のうっ憤を晴らすか注目です。
○5 ゼットセントラル(セン8、菅原右吉厩舎)はシーズン当初は伸びを欠いていましたが、実戦を使われながら気配アップ。前走はミニアチュールが圧勝しましたが、メンバー最速の上がりを使って2着に突っ込みました。最後の詰めが課題ですが、盛岡マイルがベストの条件。展開がはまれば待望の今季初勝利のシーンまで。
▲2 ヤマニンエステル(牡6、伊藤和忍厩舎)は前々走を完勝。コース適性ぶりを存分に発揮しました。前走は水沢戦をスキップして満を持しての出走。あっさり2連勝を飾りました。メンバーは骨っぽくなりましたが、適性を前面に3連勝を狙います。
△6 ボウトロイ(牡6、菅原勲厩舎)は相手なりに駆ける堅実さが身上。自己条件できっちり自己能力を出すタイプです。
△7 ファルコンビーク(牡7、佐々木由則厩舎)は3カ月半ぶりの実戦ですが、南関東の重賞ウイナー。
△4 マツリダワールド(牡4、菅原勲厩舎)は先行しての粘りが身上。すんなりの流れになれば連対を確保。
(文/松尾康司)