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さらに上積みウェザーコック「金沢競馬B1プレミアム」（金沢競馬）

今週の金沢競馬は月、火曜日の2日間連続開催になります。7月22日（月）の注目カードは最終第12レースで争われる「金沢競馬B1プレミアム」（B1特選、金沢競馬場1500メートル）になります。

今開催のB級は前3走分の着順で獲得したポイント順によって特別編成されており、このB1特選は過去3走に勝ち星がある好調馬ばかりが集められた激戦になっています。

◎5 ウェザーコック（牡4、井樋一也厩舎）は、高知から移籍してきて転入初戦のB1級四組（1500メートル）でいきなり後続を6馬身突き放す圧勝劇を演じました。先団を見ながら4番手からレースを進め、馬群を割って4コーナーを先頭で回ると直線は独走でした。軽めの調整でしたが、思った以上の強い勝ちっぷりで、中央1勝の実績から考えてもまだ上は望めそう。今回は好調メンバーがそろいましたが、しっかり追い切りをこなして前走以上に出走態勢は整っています。コース2走目ならさらなる上積みが見込めそうです。

○3 ホウオウジュレップ（牝6、加藤和宏厩舎）も高知からの移籍馬で、金沢入りしてから3連勝とスピードの違いを見せつけています。B級入りとなった前走は金沢で初めて他馬に先手を譲り2番手からのレースとなりましたが、逃げた馬を3コーナーでかわすと、どんどん後続とのリードを広げて終わってみれば9馬身差の圧勝劇でした。こちらも元中央1勝馬で高知での格付はC3級で、C2級のウェザーコックよりも格下でしたが、金沢に来てからの充実ぶりでは上回っています。今回は強力な先行タイプがそろって激しいポジション争いが予想されますが、無理なく逃げた馬の背後をキープして直線早めに抜け出すことができれば、さらに連勝が伸ばせそうです。

▲6 ヴィクターバローズ（セン7、中川雅之厩舎）は前走のB1級一組（1400メートル）で6着に敗れて、3月から続いていた連続連対が途切れてしまいました。しかし今季はクラスが下がったこともあって、中央3勝馬の自信を取り戻しています。3連勝を飾った1500メートルに距離が戻るのはプラスで、外枠から好位につけてスムーズにレースを運ぶことができれば巻き返しが図れそうです。

△7 スカイストーリー（牝5、黒木豊厩舎）は転入初戦のB1級一組（1400メートル）で4着も、前戦地の兵庫ではハナか2番手の競馬で連対を果たしていたこともあり、積極的に運べれば変わり身がありそうです。今回も先手争いは激しくなりそうですが、スタートダッシュを決めて行き切ることができれば、前残りがあるかもしれません。

△8 エイシングレア（牝5、宗綱泰彦厩舎）は前走のB2級四組（1500メートル）で、向正面半ばから早めに先頭に立って直線で後続を振り切る強い勝ちっぷりを演じました。相手はさらに上がりましたが、控える競馬でも崩れなくなっている今の状態なら、上位争いに加わっても不思議ではありません。